脚本家としての下積み時代と最初の妻との死別を描く新藤兼人の自伝映画において、その妻を乙羽信子が演じるって因果が過ぎる。この時代にここまで個人的な映画が作られたことにも驚く。最後の乙羽の台詞「あなた …
>>続きを読む新藤兼人監督の自叙伝を作品にしたもの。
宇野重吉さんも乙羽信子さんも若いですね。
作品自体が1951年作ですからキャストもこの二人しか知りません。
若い二人が親の反対を押切って夫婦となった頃のお話…
◯海外版英題:『Story of a Beloved Wife』
新藤兼人は生涯、妻 乙羽信子を「乙羽くん」と呼び、乙羽信子は「先生」と呼び合っていたらしいけど、『原爆の子』レビューの時に触れ…
1951年 モノクロ 97分。映画監督新藤兼人の自伝的作品とのこと。戦時下 一人前になろうともがくシナリオライターの卵と彼を支える妻。結婚を反対され 家を捨ててまで付いてきた妻は 夫を励ましそれこそ…
>>続きを読む数日前『偽れる盛装』で新藤脚本の自分が観た中で最も古いもの、『痴人の愛』で宇野重吉の自分が観た中で最も若いものを観たので、それをまた若干更新する今作、アマプラにあったので
前半までは堅実で悪い気は…