このレビューはネタバレを含みます
初めてのツァイ・ミンリャン監督。すごく独特な間と雰囲気が構築された世界観で訳もわからず引き込まれた。
死体役をしたことによって、首が痛くなってしまう主人公。サウナで若い男といる父親、不倫相手のいる…
父さんと母さんがいて
僕がここにいるけれど
二人の矢印はもう
互いを向いていない今
ゆっくりと僕と流れていくのは
悲しみと痛みと苦しみばかり
どこを直せばいいのかよく分からない
雨漏りのような…
初期3部作観終えた!
平日の昼でもほぼ満席で驚いた、けど観てきて今は分かる 来年も台湾巨匠傑作選で上映されるならまた観たいなと思った
セックスはもとからそこにある孤独を照らしだす、でも、照らし…
ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督の3作目。「河」っていうか「首」。
前作でヴェネツィア金獅子賞を取って国際的にも注目される中作った本作は、過去2作と比べてもより感情がストレートで(分かりやすいって言…
このレビューはネタバレを含みます
事故によって首を負傷して、それがずっと痛い。これについてはとても面白いし、原因も分からないし、結局最後まで治らないのも、「不条理」系の作品として、個人的には好きなモチーフであった。夜中に、母親からも…
>>続きを読む恋愛時代から何年後?
しかも裸まで
冒頭から性を強力に暗示
次のフレームでも脚から入ってくる
その次もしゃがんで太もも強調
母親のミニスカと美脚も強烈な性の暗示であることが後にわかる
観客99…
タルコフスキーやアピチャッポンに通ずる、作家の超現実的な感性が、先へ先へと伸びていってしまう危うさがありつつも、同時に、なんとも割り切れぬ現実のアレ、都会の倦怠とでも呼びたいアレ、に寄り添う姿勢もあ…
>>続きを読む台湾巨匠傑作選2024で前知識なしで鑑賞。
最初に出てきた女の子との物語かと思ったら全然違った。
台湾大好きで毎年遊びに行っているけど、全く知らない台湾があるんですね。ディープ過ぎる。
お母さ…