このレビューはネタバレを含みます
--利用しながら愛するなんてあり得ない
--たとえて言えば
彼と僕は一緒に育ったが
ある日彼は裏口から出ていき 僕は玄関から出て行ったんだ
--それ冗談?
--違う
自分自身の冷血さを見たかっ…
人の心の孤独について描いた作家や作品は数多く存在しており、むしろ孤独に触れない作品のほうが少ないようにも思う。しかし、それを魂の領域にまで踏み込みながら、映像の質感として浮上させるように描いた映画監…
>>続きを読む2025/35作目
カポーティがノンフィクション小説の元祖『冷血』を書き上げるまでを描いた映画。
『冷血』はカポーティに更なる名声をもたらしたが、同時にカポーティから書く能力を奪った作品でもある。
…
なんとも捉えがたい人物を見事に描き切った作品に、驚嘆。
冷血を読んでいたら、もっと面白かったと思うと残念
この、まさに人間らしい、そして意味がわからない人物を演じきったのも素晴らしい
極限であり、…
正直初めの1時間30分つまらないと思っていた。
この映画は起承転結がわかりづらいというかは遅い。
だから後半は期待せず、惰性で見てた。
惰性で見ていたはずなのに、最後の30分彼から目が離せなかっ…
小説の"冷血"を読んだ上でこの映画を観て評価をしている。自分の中では読んでなかったら、この評価にはなり得ないと思っている。
まず何より
事件の詳細を厳密に執筆するために、カポーティが約6年も費やし…
フィリップ・シーモア・ホフマンが観たくて数年ぶりに鑑賞
オープニングから農場一家の殺害映像が詳細に流れる…と思ってたらそうでなくて
小説の冷血を何度か読んでたので映画と記憶がごちゃまぜになってたら…
ベネット・ミラー監督の名作。素晴らしい重厚感。トルーマン・カポーティってどういう人なの? って部分とどうしてそんな犯行をしたのかが気になり没頭してゆきます。
犯人と親密になり、日記まで借りてしまった…
このレビューはネタバレを含みます
人気作家、『カポーティ』と、『カポーティ』作の、『冷血』のモデルとなった、殺人犯『ペリー』の、作家と、取材対象の、殺人犯の枠を越えた、同性愛にも、近い絆と、作家としての、冷血さを描いた作品。『カポー…
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