【作家トルーマン•カポーティは一家惨殺事件の容疑者ペリーと面会を重ね『冷血』を執筆する】
公開は本作の方が早いが、間違えて『トルーマン・カポーティ 真実のテープ(ドキュメンタリー/2019)』『ト…
『マネーボール』、『フォックスキャッチャー』の監督ベネット・ミラーのほぼ1作目。この監督は本当に心の深淵になにかを抱え、非合理な感情や行動をする人間を映画の主人公として寄り添って、視聴者が受け入れや…
>>続きを読む1959年11月、アメリカのカンザス州で実際に起きた一家殺人事件を基に、トルーマン・カポーティがノンフィクション・ノベルの傑作『冷血』を取材し書き上げるまでを中心に描いた伝記映画。殺人者が冷血なのか…
>>続きを読む「同じ家にいたのに彼は裏口から出て、私は表から出た」
一家を惨殺した真犯人の一人にシンパシーを感じたカポーティが傑作と言われる【冷血】を書き上げるまでの物語。
犯人と「無二の親友」とまで思わせ…
2ヶ月前に『アラバマ物語』を観た。少女時代のネルの聡明さが、本作の作家として成功したネルの大人の女性としての凛々しさ、強さとつながっていた。アラバマ物語にも登場する少年時代のカポーティもいい味出して…
>>続きを読む「小説のための現実」でもあり同時に「現実のための小説」でもある。そんな葛藤の後ではもう、単なる「フィクション」なんか書けない。『冷血』が後の未完小説『叶えられた祈り』の接続点になっていることがよくわ…
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