このレビューはネタバレを含みます
ロメール8本目。
これまでに観たものと比べるとだいぶ観づらかった。他人の思想をずっと聞かされるのがしんどかった。思想はともかく話自体は教師が興奮しながら語るシーンが一番楽しく聞けた。
教師の娘と市長…
ロメール作品の魅力のひとつである登場人物の会話劇はこの作品においても健在なのだけど、教師の幼い娘までもが市長に対して物怖じせず自らの考えを主張している場面は「ちっさいのにすごいねぇ」と言う気もしない…
>>続きを読む都会の人が地元民より田舎の良さをわかっているのはどこの国も同じみたい。
寛容な話し合いの大切さを教えてくれるロメール。
彼の本意は誰にある? 先生? 市長?
ゾエの心意気に5点 !!!!!…
エリック・ロメール作品。前半30分くらいまでの都会と田舎の対立話を草原や木などの緑で囲まれた中で語っているところは興味深くて面白かったんですが、そこからの政治談義が少し退屈に感じて中弛みしてしまった…
>>続きを読むロメールって最後の最後にその作品を成立させるシーンとかを入れがち。ここ数年のストレッチーズと同じ。
自分の10歳の娘を「天性の政治家だ」って言えるの素敵。
10歳のくせに「用は無いから遊びましょ」っ…
(C)Les Films du Losange/C.E.R