西部戦線異状なしの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『西部戦線異状なし』に投稿された感想・評価

DOMeh
5.0
モロクロであることには何ら支障がないどころか、感覚が研ぎ澄まされ、没入感を増してくれました

第一次世界大戦に実際に従軍した作者による原作を映画化しただけあって、作品中に登場するエピソードにはどれもこれも生々しいリアリティを感じられる。教師の演説に洗脳される学生たちの映像に始まり、戦場に舞い…

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それまで誰も経験したことのない規模の世界大戦。大袈裟でも何でもなくセカイを変えてしまった戦争。この作品が第一次大戦と第二次大戦の間に作られていることが興味深い。作り手が第一次大戦の悲惨さを伝えるとと…

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『西部戦線異状なし』
原題: All Quiet on the Western Front
製作配給:ユニバーサル映画
1930(昭和5年)
(Amazonプライム・ビデオ)

教師「戦争は君たちに…

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◆あらすじ◆
第一次世界大戦中のドイツ、学校では教師が生徒たちを扇動して戦場へと駆り立てていた。ポールをはじめ生徒たちは教師の言うことを真に受けて兵士に志願するも、軍内部の序列や戦場の苛烈さなど思い…

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過去から現在迄も戦争があり、残酷な歴史があったのは確かだと思うと救いがない鬱々とした気分になります。
本当、人間に生まれて申し訳ないとなります。
kutkut
3.5

---国家のためにと教育を受けた若者が、舞い上がり向かった戦地は地獄。仲間は次々と撃たれ、足を切断、眼球が有刺鉄線に…ネズミのかじったパンを食べ、泥水で手を濯ぐ生活、そんな前線のことを知らずに国民国…

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JB
4.2

愛国心や栄誉ある死という勇ましい言葉に心打たれた若者たちが戦争に志願し、その悲惨な現実を突きつけられ身も心ももボロボロになっていく反戦映画の名作。

戦車や毒ガスといった破壊兵器が飛躍的に進歩したこ…

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魯粛
3.5
古い映画は見慣れていないがかなり楽しめた。わかっていても最後泣ける。

リアルな戦争映画。
当時のドイツでは公開できなかったらしい。

兵士たちは「英雄」と言われているのにも関わらず、あまりにも命が軽く扱われる。実際は英雄というより、被害者。

お偉いさんが戦えば良い、…

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