【1995年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
『万引き家族』是枝裕和監督の商業映画デビュー作。宮本輝の同名小説を原作とし、いきなりヴェネツィア映画祭コンペに出品され撮影賞を受賞するなど国際的に…
後半とっても画面が暗い
逆光が多くて人物が黒く浮かび上がる
服も黒、こたつ掛けまで黒
ダブリンみたいに暗い空、行ったことないけど
小津作品っぽいっていうレビュー見たんだけど
後半だけ見たら鬱になる…
日光の届かないトンネル路地が独特で、ファーストショットから異国みたいだった。安直だけど、影響元のホウシャオシェンっぽさがある。
灯油車の「月の砂漠」が懐かしすぎる。
その物悲しいメロディが家の前を…
死が風景に溶け込んでいた。そう感じたのは、能登が舞台だったからかもしれないし、光と影の演出。小津さんを思わせるロングショット長回しの多用。主人公の気持ちが静かに伝わったからかもしれない。
終盤、
…
是枝裕和監督の劇場デビュー作だが、荒削りどころか既に凄まじいアート性を兼ね備えた作品に仕上がっている事にまず驚く
ホウ・シャオシェン作品のような風味を味わいながら、初期の河瀨直美監督はこの辺りの影…