民衆の敵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『民衆の敵』に投稿された感想・評価

やっぱ禁酒法時代を描いたアメリカのギャング映画って速度がえげつない。ピアノ殺人、雨の降水量の多さ、ヤバい顔。『時計じかけのオレンジ』で参照されてそうな気がする。
3.0
〖1930年代映画:クライム:アメリカ映画:ATB〗
1931年製作で、禁酒法時代のアメリカを舞台に悪の道へ突き進んでいく若者たちの姿を描いたギャング映画らしい⁉️

2025年1,046本目

原題『The Public Enemy』 (1931)

監督 : ウィリアム・A・ウェルマン
脚本 : ハーヴェイ・シュウ
撮影 : デイヴ・ジェニングス
編集 : エドワード・マイケル・マクダー…

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3.5

2025/05/06 映画史の勉強。
冒頭と末尾のとってつけたような説教的注意書き。ヘイズコードの時代の足音が聞こえる。

アイルランド系の家庭。兄と弟の対比。従軍し帰還兵となった兄は模範的市民へ。…

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ヘイズ・コードがもし存在しなかったら、ハリウッドはどんな発展をしていたのか、どうしても気になってしまう。neorealismやnouvelle vagueがそこまでセンセーショナルになっていたのか、…

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3.7

省略を重ねながら、映画としての表現は担保する。
プレコード期らしく暴力的だが、映像はまた写実的であり、かっこいいとは別のギャングの虚しさをはっきりさせる。
引き算を極めているゆえ、淡々とする部分もあ…

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遊
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主人公はまごうことなき犯罪者なのに、映画史の中で大きな位置を占め続ける"ギャング"(日本はヤクザ)というポピュラージャンル 支持されるワケのひとつは、社会の中に生きることしかできない人間に対して、…

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『犯罪王リコ』『暗黒街の顔役』と共に、クラシック・ギャング映画の三傑と称されるこちらをまず観てみました。

禁酒法時代(1920〜1933)のアル・カポネのギャング抗争を目にした元新聞記者ジョン・ブ…

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324
3.8

ドライに事象の提示。ダーティロールモデル。子離れできてなさそうな母親、できる兄の家庭。劣等感、小遣い稼ぎから加速する悪業。雨中の単独出入り、玄関扉開け海苔巻き立位倒れの贈り物。カメラテスト的ほぼフル…

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Rin
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ある悪党の生い立ちとその最期──スラム街に生まれたマットとトム。どこにでもいる悪ガキが、万引き、盗品転売、密造酒ビジネス、殺し、ギャングの幹部と順調に悪党っぷりをグレードアップさせていく年代記。普通…

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