私には原作への偏愛に近い執着があるため、かえってこの映画は"原作をモチーフにした一作品"として鑑賞出来た。乙羽信子の恐ろしいこと!(亡くなった祖母に酷似であることから、勝手に親近感を持っていた私には…
>>続きを読むこれはホラー映画である。
皆、心に壁がありすぎて感情が浮かびあがってこない。互いに会話はできているのに互いに話を聞いていないような居心地の悪さ。
心を表情で押し切って訴えてくるために怖い。
笑い声…
超台詞の棒読み、無表情を徹底した作品。「こころ」成らず「心」にしたのは、新藤流の現代版「心」ってこと。しかし、これ、本当に役者に華がない😭音羽信子ですら、不気味な無表情のおばさんでしかない。だが、何…
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◎すべてを見透かしているかのように凛とした佇まいの母とクールで言動が挑発的な娘。
◎昭和の風情、日本家屋、これでもかと視界に飛び込んでくる格子戸をバックに語らう母娘と下宿人の男二人。そして蓼科の…
夏目漱石、こころが原作で、話もそれらしくなっている。原作を読みたいという気にもさせてくれる。
映画作品として、面白いかどうかというと、もちろん、あんまり面白くはない。
とはいえ、個人主義に悩む、ある…
自宅で観ましたぁ〜。
ちゃんと夏目漱石を読んでないから、
原作との比較なんかはできないけれど、
まず『こゝろ』を心と変えてしまったところで、同じ内容だけど別次元の作品と捉える方がいいかもしれない…