愛子がとても昔の女優とは思えないくらい永久不滅の美人。
自分本位の気持ちに気づくも、正義や他者を思いやることを優先して、自滅する不器用な男。
人と比べて焦るあまり、自分本位の欲望を優先した代償に…
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死んだSは、蓼科山に登りきっていたら、また人生も違っていたのではないかと感じた。
自分の秘密は、ことが成就するまで人には言わない事だ。また、人を卑怯な形で出し抜かない事だ。どちらにしても人生を狂わ…
ATGx夏目漱石。何とも言えん感じの作品。
タイトル通り夏目漱石のこころが原作だが、なんと舞台は現代!(と言ってもこの映画作られたのは70年代だが)
だから普通に車とか出てくる笑
予想外にカラ…
むかしTV放送で。日本映画名作劇場。芥川龍之介「こゝろ」の映画化。新藤兼人版アレンジ。主に原作の後半。主要キャストがなかなか良い。Kに辻萬長、先生Sが松橋登。お嬢さんの母に乙羽信子が怪演、しずかに怖…
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夏目漱石の『こころ』を、新藤兼人監督がに1970年代に再現?した作品。
原作で言えば3番目の「先生と遺書」の部分だろうか?
ATG映画の独特な雰囲気が漂う。
松橋登は、繊細な「高等遊民」学生の役に…
独特な空気感溢れるATG版の「心」
原作の明治時代の世界観を70年代の昭和の空気に落とし込んでいる本作。
非常に暗さが漂い、出だしからくるべきラストを予感しているよう。
Kは、戦争未亡人であるM夫…
トランペットが流れるジャズの夏目漱石があっても良いと思う。夏目漱石の「こころ」を漢字に変えたタイトルに、強くアレンジを加えたという監督の主張がうかがえる。新藤兼人監督の斬新な解釈は悪くないと思う。長…
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