娘を嫁にやりたい父親とその気のない娘の淡々としたやりとりを描いた物語。
小津監督の作品を初めて鑑賞した。非常にさっぱりした作風だと聞いていたが本当にその通りだった。人々のなんてことない会話がこんなに…
クオリティの高い映画 日本人が生活する中で抱える侘しさや虚しさなんてものが描かれる。絵に描いた餅なんて食おうとしなくとも、明日も大切な誰かと食卓を囲んで秋刀魚の味なんかをとやかく言いたいだけなんだけ…
>>続きを読む小津安二郎の魅力を探ろうシリーズ第4弾。
なんか、はまってきたわ。
見てて、心地よい。
今回は、一足飛びに、小津さんの、遺作。
紀子3部作の、晩春と、内容ほぼ同じ🤣
ローアングル固定カメラ健在。
…
019****
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ ☆…
結婚観が今とあまりに違くて、別の文化圏の生活を見ている感覚。
ただ、一緒に住んでいた人が減るという悲しさはすごく伝わってきた。
背景はやはりあまりに美しい。
鮮やかな色がワンポイントで入っていてず…
小津安二郎の遺作。序盤で鱧が出てくるものの、肝心の秋刀魚は最後まで登場しないというタイトル詐欺映画。
似たようなプロットの『晩春』が占領下の時代を描いていたのに対して、本作の舞台は高度成長期。年数…
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