満員電車の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『満員電車』に投稿された感想・評価

1990
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冒頭のずぶ濡れ卒業式が印象的すぎる


たくさんの頭が連なる
鮨詰めの満員電車
ぎゅうぎゅうと押し込められる様は痛ましくもコミカル

サラリーマンになるということ
社会人として正社員で働くことは必ず…

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milk
4.0

社会風刺が効きまくってる作品。満員電車と工場のビールの対比。
異常に不快な始業の合図。

やはり印象に残るのはいつの時代も変わらない、あの卒業式のシーン。ずぶ濡れの中、これからの学生の未来を暗示して…

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Qwerty
4.0

すごい、哀しいがおもしろい
ずーっと風刺のブラックコメディ
ラストの暗示も明確でまとまっている

精神科にて、父親「ここにいる人たちはわし以外はキチガイなんだが、みんな気持ちの良い人間ばかりなんだ」…

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3.5

奇妙な映画だった。
岡本喜八 実相寺昭雄 がやっていそうなこと、画面構成を 自主映画的な雰囲気で市川崑がやってるような。

工場の生産ラインと満員電車や 通勤する人で すし詰めな街との対比がグラフィ…

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「プーさん」同様、現代にも通じるマンネリズム、過剰競争、エゴイズムの社会風刺が効いた市川崑監督の4コマ漫画風に処理した力作だが、無味乾燥の描写連続、飲河満腹感に少しげんなりした。

市川崑って、こんな作風も撮ってるんだ…

そんなふうに初めて観た人は誰しも思ってしまうであろう、かなり毒の効いた、ブラックコメディ。

「この人が精神を病んでしまうのか!… と思ったらこの人もか!…

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このシニカルさ。ヒットしたんだろうか当時。市川崑の振り幅が大きすぎてついていけず。
「怠けず、休まず、働かず」
「忙しくなくて、暇がない」
本当に気が狂っているのは誰だ。止まらぬ風刺、寝てたら白髪、ホップステップあの世にジャンプ。
自分も将来はあぁいう社会の
型にハメられるのかと思うと悲しくなるね

みんな同じ服にみんな同じ歩き方

画面構成が見事って感じ!

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