1999年春。鉄道の高架下で男ヨンホは全てを失ったいま、過去を振り返っていた。3日前、ヨンホは危篤状態にある初恋の相手、スニムを見舞う。数年前には行きずりのバーのホステスにスニムの面影を見る。さらに…
>>続きを読むアレックスのような構成で救いがないのも同じ(こっちが先か?)
別作品でもほぼ必ず書いているがやっぱり韓国映画の中で降る雨って特別に感じるんだよな
全体的にちょっと粗っぽいというか切ないんだけどうーん…
心優しくて真っ直ぐな青年が、時代や環境に揉まれてぐでんぐでんになって、哀しみのやり場のないままに壊れてしまう。
めちゃめちゃ感動とか共感できる映画、というわけではないけど、この映画のことを今後の人…
未来は突然変わるし、現在からはそれがわからない
90年代の韓国が『ちょっと思い出しただけ』を作ったらこうなっちゃうのか あれはゆうても現在が、別れたけど今は幸せ、程度だったからこそ穏やかに過去を眺…
「もう一度帰りたい」から始まる回想と追憶の物語。軍隊や警察での暴力が、社会が置き去りにしたつもりの負の経験が歴史が、個人をどう形成するかという映画だった。中盤のある田舎町での、数少ない良心が織りなす…
>>続きを読む韓国の政治体制や時代の変遷によって心優しい青年が変わり果てる。
去年の非常戒厳令が出されたときの国民の方たちの動揺やその後のデモの活発化を見てると軍事独裁時のトラウマのようなものが根深いことを強く感…