祖父母の時間と
長男夫妻の時間と
長女の時間と
それぞれが交わる時間。
それを引き立たせる元気発剌な子供達
晩春から東京物語まで、頑固に続けるいくつかの設定が、シリーズモノとしての涙を誘う。
東京…
ここまでユーモアで楽しい会話劇を描ける小津安二郎の凄さ。現代の価値観とは違うと言われつつも、小津映画の女性はみんな力強い。全然男性に萎縮しない、特に原節子。
終盤の縁談相手を見に行こうとするシーンは…
二十八歳を迎えた娘の結婚をめぐる家族らの心情を、女性の自立や家族の絆と絡めながら描く。「紀子三部作」の二作目。
未婚である節子とアヤの二人が、既婚である女友達の二人と煽り合う場面が楽しい。「結婚し…