ゲーテの『ファウスト』をソクーロフが自由に翻案したという本作。文学的変態耽美主義。
ソクーロフ②
映画が始まる。四隅が丸くカットされており、幅が短い、昔のブラウン管のような画面になっている。…
古典が原作だから監督の他作品よりはちゃんと筋がある物語なのだろうと予想してたら、それは当たっていたようで実はそうでもなくて、あんまり面白いとは思えなかった。気づいたことといえば『ヴェルクマイスター』…
>>続きを読む三回目にしてやっと終わりまで観た。原作とストーリーが違う。大筋は、同じなんだけど。ファウスト博士がマッドサイエンティストになっている。メフィストフェレスよりも悪魔的な。喜劇なのかな。グロテスクな映画…
>>続きを読む【夢感と幻想感。とても心地の良い悪魔との契約】
神秘的で美しいジャケット写真。
だがしかし本編開始2分程で4体の肉を切り内臓をひとつひとつ取り出す解剖風景を見せつけられる衝撃。
これは人間の魂が身体…
作業場,解剖,落下,狂人妊婦,餓死寸前,ミュラー,声二重,賢者の石,ヨハネの福音書,望遠鏡,サル,月,歌い老婆,洗濯場,身体膨れ男,火傷男,飲み屋,歌い,壁刺し.ワイン吹き出し,群がり,台車転がり,…
>>続きを読むゲーテの同名作を基に作られたアレクサンドル·ソクーロフ監督のファウストです。マルガレーテを映す時のみ、淡い光を飛ばし実に美しく撮影していて、まるで絵画の様でした。しかし、解剖や高利貸の裸体、ホムンク…
>>続きを読むゲーテの「ファウスト」をソクーロフが映画化。これまで繰り返し映画化されてきたハナシ、美女の愛と引き換えに魂を差し出した男。映像と会話の面白さで見せるが、あえて「ファウスト」に執着した理由は見出せなか…
>>続きを読む原作のファウストの大ファンなので観たが…うーん、微妙。悪くはなかったが…。
映像美は素晴らしいが、やっぱりメフィストフェレスが出てこないとなんかね。マルガレーテも原作の純朴な田舎娘でありながらも、誰…