📀戦争・ドラマ
監督・脚本:今村昌平
原爆による黒い雨を浴びたために人生を狂わせられてしまった女性・矢須子と、それを暖かく見守る叔父夫婦とのふれあいを描くドラマ。
昭和20年8月6日14分30秒…
巨匠・今村昌平監督作品。
もう生産してないので友人宅で観せてもらった。
世界唯一の被爆国、日本でしか創れない作品。反戦映画と言うより反核映画だと思った。
広島での被爆の二次災害を描いた作品。
スーち…
原作者の井伏鱒二が暮らした杉並区の中央図書館で鑑賞。
8月6日の広島の惨状と黒い雨、その後の原爆症と差別に苦しむ様子が良く描かれている。
田中好子さんのお風呂の場面で、原爆症により髪が抜ける場面が綺…
娘(せいかくには姪だが)の結婚を心配する夫婦と、自分がいなくなった後の夫婦を心配する娘という、ある意味で「古典的」な家族が主役なわけだが、そこに容赦なくそして不条理に、原爆と放射能という巨大な暴力が…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
正義の戦争より、不正義の平和
原作は井伏鱒二
「あの丘に、五彩の虹が架かれば、やす子は助かるのだ」という父親の言葉は、今まで見たセリフの中で一番切実だった
広島に住んでいた人達が、移住先の岡山で暮…