スーちゃんの好演はさることながら、市原悦子と常田富士男の日本昔ばなしコンビ。常田富士男は端役だけど…。敢えてモノクロで描いたが故に、より毒性が際立って見える冒頭の黒い雨に、焼け焦げた死体、地獄と化し…
>>続きを読む井伏鱒二原作の「黒い雨」。平成元年の作品にしては、時代背景といいかなりリアルに作られていると思う。あの田中好子に、あの北村和夫に、あの市原悦子の親族。世界のタケミツである武満徹の音楽が、なんともすば…
>>続きを読む原爆投下から70年のきょう、広島で平和記念式典が行われた。
昨日までの参議院特別委員会で「弾薬は消耗品」「ミサイル、核兵器は弾薬」とした内閣。安倍首相のあいさつには拍手がなく、ヤジがとんだ。こんな日…
生き延びても終わらない戦争の傷
井伏鱒二の原作は、夏休みの課題図書という正統的な宿題で読んでいた。第五福竜丸にも降ったらしいという情報と共に、逃れられない二次被爆の恐怖を私に植え付けた原作。今…
何度もみた。いままた見ると、また違ったこの映画の素晴らしさがわかる。題名が強烈だから、敬遠されがちだけど、ただただ辛い映画じゃなくて、ちゃんと面白い要素もあって、映像美も素晴らしく、ピカにあった人た…
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