ほんとに怒りの河だった。コールにブチギレたグリンがたった1人でじわじわと彼らの帰路を塞ぎ追い詰めていく。西部開拓劇というより心が揺れ動く男たちのドラマがメインな感じで見やすい。河での2人の殴り合いは…
>>続きを読む仲間に裏切られ人修羅と化したジェームズ・スチュワートがステルス状態になり、画面外からジワジワとアーサー・ケネディを追い詰めるクライマックスが激アツ。野山に轟く敗北の銃声がその結果のみを間接的に提示し…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
アンソニーマン監督はあまり合わないといえば合わない。面白さは感じるけど。
今作も彼の作品の特徴だと思うが、読後の痛快感や爽快感は星4相当のものがあるのだけど、よくよく考えていくとテーマが成立してな…
"悪事を働いた者でも変わることが出来るのか"がテーマ。
ミズーリのグリン・マクリントック、カンザスのエマーソン・コール、州を跨いで悪名を知る2人、吊るされそうになったコールをグリンが助けることで借…
最後の銃撃戦がワクワク。
そして、開拓地へ移動する手段の幌馬車の耐久性に感心、激流の河横断、山道の岩を乗り越える馬も馬車も人間も当時の奮闘がよくわかる。
ラスト首のスカーフから昔の所業がバレるシーン…
ジェームズ・スチュアートが一度孤立するシーンで、ここまで分かりやすく『赤い河』を頂戴するのかと笑っていたが、そこからスチュアートがイーストウッドばりに幽霊化して最強になる展開はオリジナリティがあるし…
>>続きを読む20230303-100
1847年、ミズーリ州→オレゴン州
原題:Bend of the River(1951年)
原作:ビル・ガリック
監督:アンソニー・マン
美術:ベルナルド・ヘルッブルン 、…
平たく言えば、どこまで人を信じるか、更生できる人もいればできない人もいる。結局はその人次第、見極めるしかない、ってな所。
これまた幌馬車ロードムービーで荒野じゃなくて山河。
自然豊かはいいけれどやっ…
Braintrust