葉っぱの艶やかな緑と、奥に抜ける荘厳で涼しげな雪山。ほふく前進で進むと、揺らぐ川の水面。滝のインサート。
【プロット】
肥沃な土壌を目指すジェームズ・スチュアートとその家族。
馬を盗んだ疑い…
インディアン襲撃の矢や、賭博場での机返し、銃の叩き落としなどのいきなり始まる暴力描写が凄い。ジェームズ•スチュアートの幽霊化や、アーサー•ケネディの度が過ぎる暴力(パイプ撃ち落とし、逃走者追撃)も素…
>>続きを読むブチギレカットからしばらくジェームズ・スチュアートが出てこなくなり、怯えるアーサー・ケネディが中心になる事で恐怖を高めている。
緊張感が最高潮になったところからの銃撃!かっこいい〜。
蒸気船や開拓地…
訳ありジェームズ・スチュワートの善人への道と開拓史。殺しまくっている割に人の命とかいうアメリカ開拓民の図太さもスゴイ。のっぺりした絵のセットも目覚めるようにラストにかけてのライフルで匂わす追手となっ…
>>続きを読む腐ったリンゴが否かって事で元悪党の訳ありの役をやるジェームズ・スチュワート。映し出されるのは延々とオレゴン山中の風景で結構低予算状態で派手さは皆無なんだけど、金に目が眩むと人はどうなるのかってのはじ…
>>続きを読むアンソニー・マン監督、
アーヴィング・グラスバーグ撮影。
ジュリー・アダムスに放たれた矢によって、一気に緊張感が増す瞬間など、アンソニー・マンはさすがに西部劇を熟知しており、幌馬車の隊列や上流を目指…
1ヶ月で人は変わることもあれば、一瞬の出来事で人が変わる事もある。
結局はその時どうしたかの連続でしかない。
変われたかなど結果論でしかなく、出来るのは変わっていきたいと思い続ける事なのだから。…
西部劇のイデオロギーを一切否定しないからこそ、「時代」がそこに浮かび上がってくる。
荷馬車の車輪が壊れるところに彼らの「疲弊」のイメージが集約されていた。過去を背負った犯罪者たちは疑い合い騙し合うが…
Braintrust