二人のチンピラが、正義とは何かを体張って示すドタバタ劇。所謂、“黒沢清”ぽさは、今よりこの頃の方が感じられそう。インベーダーゲームの様なドリーの連続に笑ってしまう。脚本が面白いかはよく分からない。シ…
>>続きを読む勝手にしやがれシリーズ最終作にして今までのどの作品にも似ていないオルタナティブな質感。なによりコメディ描写が後退しシリアスな作風へと変貌、ヒリヒリとした緊張感から中盤以降は思いもよらぬディストピアへ…
>>続きを読む寺島進に純朴青年役は無理だろと思ってたら……。流石に中盤の長回しは凄いが、メッセージとしては微妙にズレてて脚本が悪いんだろうなという感じ。実際の日本は「ヤクザ追い出せ!」にならず路上生活者と移民・難…
>>続きを読む「これぞ黒沢!」的な評価の高いシリーズ完結作だが、シリアスを求めるなら『CURE』とか『アカルイミライ』とかで良くない?
黒沢清のコメディ面とシリアス面が絶妙に溶け合った、唯一の無二の作品に仕上が…
バカ真面目な寺島進が岩波の「世界」読んでて笑った。「cure」的サイレンが出てくる。
デモ隊の反復
結構長回し。
「家なき者に自由を そして、英雄の帰還」
あなたたちはやっぱり社会のゴミだ!が合図だ…
雨宮の家から出てきて胴上げされるカットや、デモ隊と警察が対峙するカットはもろにアンゲロプロスって感じだった。後者の異様な長回し、ワーク・動線設計の完璧さとVシネっぽい荒い質感が共存していてすごすぎる…
>>続きを読む2025年を生きる黒沢ファンからしたら垂涎の作品だが、ただの勝手にしやがれシリーズ最新作と思ってビデオ屋で借りた当時のおっさん達はこんなもの見せられてどう思ったのだろうか笑
黒沢映画以外の哀川翔も…
多作な黒沢清のフィルモグラフィの中でも、これが最長なのではないかと思えるほどに気が遠くなる驚異の長回しがあって本当にビビった。計算で成り立っているというよりは、気合いで回し続けているかのような手触り…
>>続きを読む