白黒なので古い映画かと思ったら2009年製作で映像が美しく台詞も古臭くなくてとても見やすい。導入部の台詞が小説のようで引き込まれた。
第一次大戦直前のドイツの小さな村での出来事という設定。閉塞感や…
封権制度の小さな村の陰鬱で抑圧的な雰囲気を白と黒の世界が一層際立たせている。
権力者に仕えなければ生活出来ない人々の嫉妬と憎悪とは反対に、純粋であることを強いられる子供たち。
この陰鬱な物語であ…
WW I時代におけるそれぞれのコミュニティにおける被支配情景が綺麗に描かれていた。モノクロ映画だが、一つずつのシーンが鮮やか。
ハネケ作品はカメラをワンカットで長く撮ってる場面が多いのが印象的であり…
それほど面白くない。
教師が恋したエヴァという娘が唯一愛らしい。
牧師の飼っている小鳥をハサミで十字架に突き刺したのが絵的には白眉で、あとは雪の積もっているシーンは白黒だと美しい。キャベツ畑を荒らし…
これから話すことがすべて真実か
あまり自信はない
噂で聞いた部分もある
年月を経ても不明なことが沢山あるし
未だに解かれない謎も多い
それでもあの奇妙な出来事を
誰かに話しておくべきだと私は思う
あ…
閉塞感の連続。
子供は純粋であれ、と諭す大人どもの愚行の数々。力や怒号で捩じ伏せようとしたって、こんな大人たちのもとにいる子らが歪まずに幸せなわけがないだろ。
負のスパイラルが小さな村で起こるが、そ…