以下印象に残ったセリフ
ただ食って生きるそのための闘争力をありあまるほど備えている男を私は畏敬の念で眺めました。原始人の社会で一番強いものが酋長の座につくように。
人間らしくなるってことは生きて…
戦後の日本を死なないために死ぬ気で生きたガールズの生き様よ…たくましい。
伊吹が野蛮で最低でもう早くどっか行ってほしすぎた。こんな無責任な男にマヤがどうにかされたくなくて辛かった…マヤ…
自分を助け…
女になった時、脱落する。恋と生活の対決に於いて恋を上に据えたい気持ちがどこかにあるね。それでいてしかしあの脱落者を悲しく見送ったこともあるね。噴出する汗と捲し立てる早口は今に無い力強さ。妄想のビジュ…
>>続きを読むギラギラしてて良い。そして焼け跡の娼婦たちの服が鮮やかなので、溝口健二のモノクロの世界から、一気に引き戻されたような感覚になる。
日活の映画、ほとんど裕次郎ばかり観てたので変に彩度が高い割に下品さが…
原作は田村泰次郎、戦後まもなく闇市でしたたかに生きる娼婦たちだったが、男が加わるとややこしくなった。
監督は鈴木清順で、独特の色彩感が面白い。
体をタダで売るとリンチ、ということで公開当時は裸のリン…
鈴木清順監督『肉体の門』(1964)
戦後の混沌を生き抜くために、
売春を選択した女達の生き様。
その果てにある純愛は絶望を意味し、
それでもなお「こんな女に誰がした」と歌われる歌とヤケ酒による…