肉体の門の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『肉体の門』に投稿された感想・評価

以下印象に残ったセリフ

ただ食って生きるそのための闘争力をありあまるほど備えている男を私は畏敬の念で眺めました。原始人の社会で一番強いものが酋長の座につくように。

人間らしくなるってことは生きて…

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戦後の日本を死なないために死ぬ気で生きたガールズの生き様よ…たくましい。
伊吹が野蛮で最低でもう早くどっか行ってほしすぎた。こんな無責任な男にマヤがどうにかされたくなくて辛かった…マヤ…
自分を助け…

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女になった時、脱落する。恋と生活の対決に於いて恋を上に据えたい気持ちがどこかにあるね。それでいてしかしあの脱落者を悲しく見送ったこともあるね。噴出する汗と捲し立てる早口は今に無い力強さ。妄想のビジュ…

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20240124
清順が描くパワーパブガールズ。
1964年の映画だから舞台装置、演出が面白い。

ギラギラしてて良い。そして焼け跡の娼婦たちの服が鮮やかなので、溝口健二のモノクロの世界から、一気に引き戻されたような感覚になる。
日活の映画、ほとんど裕次郎ばかり観てたので変に彩度が高い割に下品さが…

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原作は田村泰次郎、戦後まもなく闇市でしたたかに生きる娼婦たちだったが、男が加わるとややこしくなった。
監督は鈴木清順で、独特の色彩感が面白い。
体をタダで売るとリンチ、ということで公開当時は裸のリン…

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saiha

saihaの感想・評価

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狭い廃墟ビルの箱庭空間で街娼グループの姫と化していく宍戸錠がブリンブリンで生気に満ち過ぎていた

鈴木清順監督『肉体の門』(1964)

戦後の混沌を生き抜くために、
売春を選択した女達の生き様。

その果てにある純愛は絶望を意味し、
それでもなお「こんな女に誰がした」と歌われる歌とヤケ酒による…

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早稲田松竹でマリア・ブラウンの結婚を見たら、気持ちがこういうムードになったので久しぶりに鑑賞。
初めて見た時は、最後まで見ずにやめちゃってたんだった。
キヨシ

キヨシの感想・評価

3.2
皮一枚剥いだとこで皆生きてる感じ
あんまグッと来んかったけど、他の清順作品が観てみたくはなった

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