夫婦善哉に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『夫婦善哉』に投稿された感想・評価

4.0

淡島千景の可愛さにやられる。殴ったり、馬乗りになったり、身悶えたり、全身を使って演技する。ふと『魚影の群れ』の夏目雅子を思い出した。基本的に全身を捉え、要所でクロースアップを差し込む。初めて見た豊田…

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「おばはん」という呼び名に、ぼんぼんの信頼と温かさを感じる。
もしかしたら、好きな男、それも不甲斐ないぼんぼんに惚れた蝶子は、潔癖症の夫を持つぼんぼんの妹より、しあわせかもしれない。
森繁久彌はどんな役でも完璧に演じていると思うが、どんな役でもどこか胡散臭いところが好きだ。この胡散臭さが色気であり、これを女は見逃さない。幸せより甘苦い方がええっちゅうもんやろなぁ。
3.7

このレビューはネタバレを含みます

好きなシーンは柳吉が恩着せがましく帰ってきた事を話すが伊兵衛は無視して尿瓶を使うシーン

森繁久彌がやっぱり凄い。
エロキューションに秀でているかと言えば疑問だけれど、リズムとノリで映画を乗りこなしている感じ。特に大阪弁での演技はその傾向が強いように思う。

あと、淡島千景が無茶苦茶か…

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3.2
淡島千景の美しさ、森繁久彌の色気だけで楽しめる。昭和初期の繁華街、瓦屋根の建物が連なって、ちょうちんに毛筆で書かれた屋号がそれぞれの店先にぶら下がっている景色が印象的だった。
3.6
森繫さんって大阪枚方の生まれなんだ。
劇中の関西弁がナチュラルだったので確認しました。
また、ウィキペディアによると軍事教練を拒否して早稲田大学を中退した、
骨のある人。
他の出演作品も観てみたい。
4.0

昭和初めの大阪が舞台の大店の化粧問屋の勘当された若旦那の森繁久彌と芸姑の淡島千景のぐずぐずな夫婦(といっても正式では無い)のおはなし。
原作は織田作之助の有名な作品。
この森繁久彌の若旦那が、ホント…

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4.0

昭和30年公開の映画そして舞台は昭和7年の大阪、今作る戦前が舞台のドラマに比べて設え·言葉·服装···に圧倒的なリアリティがあります、20数年前を体感できてるスタッフで作られてるせいでしょうか。また…

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☆森繁演じる柳吉さん、複雑で深いキャラ。演技力?演出?脚本?
☆テキパキ動く淡島千景さん!運動神経の高さ感じます。やっぱり宇垣千里さん似てますよね。
☆蝶子はん=淡島さんのお母さんが三好栄子。最初に…

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