2人でいると窮屈で、ひとりになると寂しくて。
口論の絶えない倦怠期の夫婦を描いたベルイマンの初期作品。エゴをぶつけ合いながらも歩み寄る夫婦の姿を、過去を振り返りながら描いていく今作に「水」のイメー…
ベルイマンの女性の描き方に毎回感動してしまいます。近年の映画は女性製作者が増えベルイマンに近い作品が出て来るようになったが、彼は男性で彼を超える男性監督は出てきていません。ベルイマンは本当に素晴らし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
モノクロの緑あふれる水辺の風景が光の飛沫に満ちて美しい。
足の怪我でバレリーナを断念したルートは、夫バッティルとともにイタリア旅行から列車の個室を借りて帰ろうとしていたが、昔、結果として不倫してし…
197.
めっちゃ初見殺しやった笑
複雑な心理描写というかシーンが飛ぶので分かりづらいが、結局理屈じゃない愛なのでって印象だった。
この複雑な構成にしては心理描写が足りないからもう少し長くても…
ベルイマンの初期作品。脚本は『夏の遊び』でもタッグを組んだヘルヴェット・グレヴェーニウス。
ベルイマン作品にしては脚本が整理されていなく散漫な印象。脚本がベルイマンじゃないということが大きな要因だ…
イタリア旅行からストックホルムに帰る列車内で1組の夫婦が険悪な雰囲気である。妻は妻帯者と知らずに不倫をして中絶を強いられた挙げ句に棄てられた過去が心の傷になっていた。
分かりづらいなーと思ったらベ…
いつまでも満たされない渇きを抱え続ける女と男。物語と心理描写の濃密さがすごい。あと初見でのわかりづらさが半端ない。
小説であればテキストで解説してくれる状況や心情を、すべて会話と映像で表現してこよ…