2人でいると窮屈で、ひとりになると寂しくて。
口論の絶えない倦怠期の夫婦を描いたベルイマンの初期作品。エゴをぶつけ合いながらも歩み寄る夫婦の姿を、過去を振り返りながら描いていく今作に「水」のイメー…
人から人への焦点の移り変わりとクロースアップの移り変わりが単一的な語りを解体してゆく。中絶させた男の家には新聞がすでに配達されているが、2番目の男はわざわざ新聞屋さんを呼ばなきゃいけなかったり、ベッ…
>>続きを読む人間の願望とは澱んだり波紋に揺れたり、寄せては返す波のようだったりするんですな🙂↕️急にヴィオラ出てきて戸惑いがやばい🥹
女性の神経症的な側面がフィーチャーされてるけど、夫もその傾向あるよね、妻は…
家という制度、夫婦という制度の外に出ることもなく心理的に抑圧されている人間達を、振り付けられた長回しで捉える。
タイトルに関連する水のモチーフが直接映るのは重要な場面だけで、基本は密室劇。
関係性の…
信じられないほどの傑作
ゴダールの映画観た後くらい満足感がある(小さな兵隊、女と男のいる舗道を観た後の感動にも似ている)
散らかってるドロドロめな恋愛の話だけど、登場人物がカラッとしているクールな…
ベルイマンの女性の描き方に毎回感動してしまいます。近年の映画は女性製作者が増えベルイマンに近い作品が出て来るようになったが、彼は男性で彼を超える男性監督は出てきていません。ベルイマンは本当に素晴らし…
>>続きを読む197.
めっちゃ初見殺しやった笑
複雑な心理描写というかシーンが飛ぶので分かりづらいが、結局理屈じゃない愛なのでって印象だった。
この複雑な構成にしては心理描写が足りないからもう少し長くても…
ベルイマンの初期作品。脚本は『夏の遊び』でもタッグを組んだヘルヴェット・グレヴェーニウス。
ベルイマン作品にしては脚本が整理されていなく散漫な印象。脚本がベルイマンじゃないということが大きな要因だ…