1960年製作公開。原作曽野綾子。脚色山内久。監督中平康。
神保町シアターのチラシに「芦川は悲劇的な女子大生役で女の情念を見せつけた。」、と記載があったので観に行く。まさしく想像以上の悲劇的な役割…
学費をめぐる騒動や生活費をめぐっての四苦八苦など、現代の学生にも通じる夢や希望が皆無の大学残酷物語。だからこそそんな世界でも自我を通し、明るく生きる中平康監督のミューズ・中原早苗がひときわ輝く。ラス…
>>続きを読む中平康監督による青春群像劇。安保闘争下、不況の真っ只中で、大学生の就職率は非常に悪かった。子だくさんの時代、親の仕送りは少なく、貧乏な学生は学費の為にバイトをしながら、寝る間も惜しんで学業に励んでい…
>>続きを読む最初
「そうそうそう、こういう白黒時代の、
戦後10年20年くらいの昭和の人々の生活様式や
価値観、風俗を垣間見れるような作品、好きなんですよね〜、学生のドタバタ青春コメディかな?」
くらいの軽い気…
女子寮に暮らす女子学生を中心に、ある大学の苦学生たちの生活をコミカルに描いた、中平康監督の青春映画。曾根綾子の小説『キャンパス110番』が原作となっているが、曾根綾子はこんな喜劇を書かないだろうから…
>>続きを読む大学生な芦川いづみの観る
監督 中平康
世の中に溢れてる大学生を揶揄
するナレーションから始まる
学生限定の群像劇
安保反対運動真っ最中の60年公開
でもそこは一切スルーです
勉強、演劇、金貸し…