泥の河に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『泥の河』に投稿された感想・評価

travis

travisの感想・評価

4.8

1981年製作された、小栗康平監督デビュー作であり、名作と呼ばれている作品。
原作は、宮本輝のデビュー作であり太宰治賞受賞作。
あまりにも有名なんだが、ソフト化がうまく運ばなかっったこともあり、20…

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全体的に低調だった80年代の日本映画において、
この作品は十分にBEST1になりうる傑作である。


自主映画で作り上げた小栗監督の演出は、
第一回監督作品とは思えない巨匠然とした風格が感じられる…

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蟹を燃やす
加賀まりこが出てこない
姉と弟の対比
ゆい

ゆいの感想・評価

4.4

言葉にならない… 悲しさや切なさもあればあたたかさもあり冷たさもあり
大人と子供/陸と川のような”違うもの”の間には、物理的な壁や明確な区切りの有無に関わらず、何か境目のような曖昧な継ぎ目があって、…

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はー

はーの感想・評価

4.0

こどもたちの絶妙な表情がモノクロの情景と相まってとても際立っててよかった。
こどもたちもみんな、人間としてちゃんとしてて成熟が早い、時代を感じる。
すぐそこいらになんでも手に入る環境で育つこととそう…

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 邦画でもみるか…と軽い気持ちで鑑賞したんですが、こんな素晴らしい作品だとはびっくり。子供達の自然な演技素晴らしかったです。周りを取り囲む大人達の事情演技ともいえる空気感の出し方も絶妙でした。最初き…

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戦後、日本の貧しくも
逞しい庶民達の暮らしぶりが
リアルに描かれていて
胸が熱くなった。

貧しい世界の中にも格差があり
時代に取り残された人々がいる。

信雄小学三年の夏☀️の出来事、
出会いと別…

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み

みの感想・評価

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授業で鑑賞。
かおり

かおりの感想・評価

4.0

大阪の水上船で生活する貧困家庭の子どもと、その近所に住む一般家庭の子どもの交流を描いた作品。

『もはや戦後では無い』という言葉が新聞で取り沙汰されたりしている戦後10年目の日本で、
住む家もなく船…

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子どもの視点でストーリーを展開するジュブナイルもの。水都大阪としての文化や戦後10年の街並み、今も色濃い遊郭文化(ここでは廓舟)など垣間見れて史料価値が非常に高い。
まだ幼い弟と、大人びた銀子ちゃん…

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