子供の目線から映し出される社会格差はかなり堪えるものがある、また父親の目線から語られる戦争というもの、戦前を生きた人にとってどのくらい戦争というものが大きな存在か、そういう太刀打ちできないほど大きな…
>>続きを読む40年ぶりに観たのかな?
40年前に試写室で観た。その後、ビデオで見たような見なかったような。最近見たいと思って、TSUTAYAを探してみたら、ビデオはあるけれどDVDは、無かった。ネットフリックス…
終戦後のまちを傷跡を抱えて生きているひとたち 悪い人が誰もいないのに、誰の気持ちなってもしんどくて泣きに泣いてしまった 大人もしんどいけど子どもがしんどすぎる
お祭りの後、きっちゃんとのぶちゃんの歯…
私が今まで聞いてきた両親や祖父母の話はどれも高度成長期頃の話で、戦争が落とした影について聞いて来なかったのもあるかもしれないけど(敢えて話さなかったのかもしれない)、この作品を見て今更ながらに当時の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
仄かでも確実にある「死」と隣り合わせの世界を生きる、1人の少年の成長譚!
戦後、下町情緒溢れる大阪の町に、9歳の信雄は家族3人で暮らしており、そんな信雄を通して描かれる、明確な「死」というテーマ性に…
昭和31年、大阪。運河のほとりの食堂を、少し歳を重ねた父(田村高廣)と、まだ若い母(藤田弓子)が営んでいる。終戦直後の闇市で父と母は出逢ったらしい。信雄は9歳だった。運河の対岸には宿船が停まっていた…
>>続きを読む宮本輝の原作が元々好きだった。
上手く感想を書けるほど言語化は得意ではないが、父親役の田村高廣、母親役の藤田弓子がとても良かった。読んでいた時の頭の中をそのまま投影したほど想像通りだった。加賀まりこ…
木村プロダクション