カイロの紫のバラに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『カイロの紫のバラ』に投稿された感想・評価

4.3
虚構は現実に憧れる。現実は虚構に憧れる。映画と現実の2人の関係性がとてもロマンチック。

ラストシーンのミア・ファローの表情には、映画を観る人間の感情を全て含んでいるような壮大な魅力がある。

これは面白い脚本!映画の世界に行ってみたいとか、この登場人物が実在したらな、とか一度でも思ったことのある人にはハマりそう。

その作品が好きだからこそ生まれた愛おしさと儚さが詰まった、甘酸っぱいお話…

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gakyna
4.1

このレビューはネタバレを含みます

なんともビターな顛末の後、ジンジャーとフレッドのダンスに釘付けのラストシーンは映画好きはかくあるべしと言ったところか。
ジェフ・ダニエルズ若っ
4.8

ウディ・アレンの脚本が秀逸。とにかく完成度が高い!最後のクレジットを眺めながら「ああ〜いい映画を観たなあ〜」としみじみ。

通底するのは、おかしみ、ほろ苦いわびしさ、欠点のある不完全な人たち(誰だっ…

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面白すぎ。寂しげな終盤も良い。
映画キャラクターは去る。映画俳優も去る。夢の世界の話を秀逸な脚本で見せられました。
11723
4.3

このレビューはネタバレを含みます

映画の中のキャラクターがスクリーンを飛び出してくるという、きわめてメタ的な仕掛け。
劇中映画『カイロの紫のバラ』のリアリズム的な形式を破壊しながら現実世界へと現れるトム・バクスターは、主人公シシリア…

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RISA
4.5

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昔ながらのこの雰囲気がすごく好き
音楽もよかった
切ない結末だけど、それも含めてこの映画の魅力だと思う

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・映画愛に溢れた小品的な傑作。短くてあっさりしてるけど、ラストシーンがなんとも言えない悲哀感とポジティブな感じがする。ジャジーな音楽とテンポが心地よい。

辛い現実から逃げるため映画館に通う主人公、何度も映画『カイロの紫のバラ』を観ていると、なんと登場人物のトムがスクリーンの中から客席にいる主人公に話しかけてきて現実の世界にやってくる・・・みたいな恋愛…

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4.8

ウディアレン監督。映画から登場人物が出てきて一目惚れした観客と恋をするストーリー。映画ファンのための映画。スクリーンから抜け出すほど惚れてるんだからってセリフはロマンティックすぎるだろ。スクリーンの…

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