現代日本人が好きそうなラブコメ設定「推しが映画から飛び出してきて自分と恋をする」。
40年前の作品とは思えない設定で面白かった。そして最後はウディ•アレン作品だと納得できるオチ。
彼の作品で一番好き…
見るたびにニコニコしちゃう。
今だと現実/虚構の二項対立的な図式を受け入れる感覚は減少してると思う。
デジタルネイティブの世代にとってもはや上記の図式は意味をなさず、存在するのは二項を止揚して現れ…
これは面白い脚本!映画の世界に行ってみたいとか、この登場人物が実在したらな、とか一度でも思ったことのある人にはハマりそう。
その作品が好きだからこそ生まれた愛おしさと儚さが詰まった、甘酸っぱいお話…
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ウディ・アレンの脚本が秀逸。とにかく完成度が高い!最後のクレジットを眺めながら「ああ〜いい映画を観たなあ〜」としみじみ。
通底するのは、おかしみ、ほろ苦いわびしさ、欠点のある不完全な人たち(誰だっ…
このレビューはネタバレを含みます
映画の中のキャラクターがスクリーンを飛び出してくるという、きわめてメタ的な仕掛け。
劇中映画『カイロの紫のバラ』のリアリズム的な形式を破壊しながら現実世界へと現れるトム・バクスターは、主人公シシリア…
このレビューはネタバレを含みます