青い目のロバ/マグダナのロバの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『青い目のロバ/マグダナのロバ』に投稿された感想・評価

ntm
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今まで観たジョージア映画の中で一番ストーリーがしっかりあって面白かった。おとぎ話のような。
ミュージカルのように時折挟まれる音楽も良い
子どもたち、可愛いしそしてマグダナの笑顔が良い
商売敵も隣人た…

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3.7

アンデルセン童話みたいな話なのに画がめちゃくちゃ強くて、人の顔も子供まで濃い。無人の納屋へ娘が駆け寄っていくショットのソフトフォーカス、直後の再会も一瞬で処理されてしまう速度感がとにかく贅沢。ロバと…

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煙
4.1

冒頭、荒野を歩くマグダナを中心に映すロングショット。地平と空の配分が絶妙。次のショットで少し近づき、3ショット目でマグダナのバストショット(このショット一回だけ使いまわしてると思う)。水辺で疲労困憊…

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菩薩
3.6

教育映画らしく非常に分かりやすいストーリーが進行していくが、大人達が基本的にもう無理死のうメンタルだし方やブルジョワと言うか権力クソおっさん達はすっごい元気でリアル過ぎる。そんなクソおっさんが死にか…

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leyla
4.2

ネオレアリズモのジョージア版とでもいうような貧困家庭のお話。

おとぎ話のように描かれる、わかりやすい聖と俗。聖なるロバ&貧困家庭vs.俗なる権力者。

ヨーグルト売りをして貧しく暮らすシングルマザ…

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3.3

気が遠くなるほど広大な地平線を捕らえたロケーションが凄まじい。このロケーションを活かす移動の映画。屋根の上で踊りを踊った次の子供たち三人が夕焼けをバックに鼻歌を歌うショットの現実が超越して作り物に見…

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benno
4.0

《懺悔》のテンギズ・アブラゼ監督とレゾ・チヘイーゼ監督の共同デビュー作品…Z. カバシヴィリの短編小説《マグダナのルルジャというロバ》を基に映画化…モノクロ作品です


吸い込まれそうな美しい映像……

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カンヌ映画祭短篇映画賞受賞。同グランプリ受賞作「懺悔」(1984)のテンギズ・アブラゼ監督の劇映画第一作(共同監督)。グルジア・ソ連制作の児童劇。

1895年グルジア(ジョージア)。未亡人マグダナ…

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鑑賞記録。

レゾ・チヘイーゼとテンギズ・アブラゼによる寓意に富んだ作品である。
ショットの圧は少なく鑑賞は為易いが、劇伴が仰々しく煩い。
カンヌの短編最優秀作品賞受賞作であるが、物語性を重視した個…

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ジョージアン・ネオレアリズモといった趣。お話は完全に『自転車泥棒』を彷彿とさせる。自転車に当たるのがロバね。
ロバを見失ってから怒濤の雨、急に誰もいなくなる町などめちゃくちゃかっこいい絵が続くので良…

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