喋らないタイプの幽霊と声だけの幽霊が各々導いているのだけれどそれを見ているつもりの私も鏡の中の幽霊
India songはkip Hanrahanのバージョンをよく聴いていたのでああこれかって感じ…
ついに、念願の。
難解という前情報がありながらも、官能的な極上の時間にからだ全身が溶けていった...。
ストーリーがどうの、とか、日常の会話とか行動とか、全て吹っ飛ぶ。
あと、小難しい詩の引用とかが…
このレビューはネタバレを含みます
若い時,芝居をやってるつもりだった頃、図書館で漁ってきたインディアソングのサントラ版をテープに入れて、芝居に使ったらイメージトレーニングというかネタ探しのためにずっとずっと聞いていた。サブスクも配信…
>>続きを読む小説家として広く知られているデュラスの代表的映画。
パンによるアプローチと、映像の反復が際立っており、ストローブ=ユイレを彷彿とさせる瞬間もあった(ただし彼らほどのミニマルさはない)。
いつものよう…
副領事の慟哭、めっちゃ引っ張るのよかった。
計算され尽くした長回しに、全てアフレコということですが、音が先なのか映像が先なのか不思議な映画でした。どのようにタイミングを合わせたのか。冒頭の太陽の沈…
インド、カルカッタのフランス大使館とその周辺が舞台。しかし、ストーリーらしい展開はなく、大使夫人のデルフィーヌ・セイリグの、室内での佇まい、風、音楽が画面に動きを与える。その緩慢な時間に身をゆだねる…
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