三島由紀夫割腹自殺中に本作執筆していた笠原和夫。「総長賭博」を三島由紀夫に絶賛されて重荷になり事件後解放されるのがわかる映画って凄すぎる。設定がもう複雑で、え〜そうするのぉ!と言う感じです。見ながら…
>>続きを読む鶴田浩二!博徒シリーズ😊
服役を終えたヤクザの清次郎だったが、数年ぶりに再会した親方の結婚相手はかつて自分が愛した女だった…
親方と絶妙な関係になってしまうハラハラ感が良い😁でもそんな恋愛物では…
愛した人が親の再婚相手。口に戸は立てられぬ。言うことを聞く。知っていたさ。自分にはこれしかない。世間体に意地と義理。怨念のような呪い。ここを出て静かに暮らすしか。叩き割られて血に染まる。つらかったよ…
>>続きを読む笠原和夫の若かりし頃の日記が「映画芸術」誌に掲載されている。時代は昭和30年代半ば。大相撲栃若時代の頃。病気の事や、執筆中の脚本の事、そのギャラの事、師匠との関係、好きな女優さんの事。そんなことがつ…
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相川清次郎は、東京大森を縄張りとする関東桜田組一家の若衆頭であった。彼は、賭場開帳による警察の追及を一時避けるための旅先、越後直江津で静枝と知りあった。静枝は、旅の女剣劇一座の座長中村権之助の…
12/4@新文芸坐
かつて旅先で恋仲となった芸人が、親分の所に嫁いできて・・・
「組長賭博」の直後に観賞。
約3年後の公開らしい。他にも数作あるシリーズだけど、話は独立していたので単独で楽しめる…
このレビューはネタバレを含みます
(35mm)
久々に銀幕の鶴田浩二に痺れる。
話が複雑で納得し難い部分もあるが、主人公(鶴田浩二)が自身を「切り札」だとしか思っていないことに気づくと得心する。(タイトルが教えてくれる。)
終盤…
かつて鶴田浩二扮するヤクザ者と結婚の約束をしていた大楠道代が、大衆演劇の役者から偶然鶴田浩二の親父分と結婚し、ヤクザ一家の姐さんになるという展開にちょっと無理があり、そこがドラマの肝でもあるので、ま…
>>続きを読む任侠物は健さんの残侠伝シリーズ、侠客伝シリーズと見てきたが、鶴田浩二の博奕打ちシリーズは初めて。その中でも最高傑作と言われている本作を鑑賞。今までに見た任侠物の中では最も義理人情の重なりに納得感があ…
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