博奕打ち いのち札に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『博奕打ち いのち札』に投稿された感想・評価

これは噂どおりの傑作。鶴田浩二が公(組織、任侠)私(大楠道代)の狭間で揺れ動くという典型的なメロドラマだが任侠映画では珍しい構図。
ラストの黒バック空間へのワープ、血の池には衝撃。

浜辺の2人と赤…

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kajiyan

kajiyanの感想・評価

4.0
今の映画界にはない、艶のある昭和の香りが感じられる映画でした。鶴田浩二、味のある俳優ですね。最高❗️
ヒロ

ヒロの感想・評価

4.7

女が立ち入ることを許さない男と男の任侠道を女が軸のメロドラマに置き換えてしまえるその手腕と確かな脚本、それを書いたのが“仁義なきシリーズ”の笠原和夫というのが最強のアンチテーゼになってる。鶴田浩二は…

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Akira

Akiraの感想・評価

4.5

ホモソーシャル前提の着流し任侠映画でここまで男女の情がストーリーの主軸に絡む作品は珍しいのではないでしょうか?
あと最後、「どちらも守り抜きそのどちらも失ってしまう」ことの物悲しさが斬新に描かれてて…

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三島由紀夫がギリシャ悲劇の様だと評した総長賭博に女性を絡ませた作り。この女性達がピンポイントで重要な役割を果たしておりフェミ映画の側面もあると言えばある。ラストの美術は木村威夫さんかと思うくらいの突…

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またデアゴスティーニが「現代やくざ 血桜三兄弟」に続きいい仕事をしてくれて初DVD化。
ずっと見たかったやつ。
任侠映画という様式美の体裁を保ちつつ、メロドラマにグッと寄せた作風はさすが将軍山下耕作…

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東映実録路線前夜に作られたメロドラマ的な要素の強い、任侠映画の中では亜流のような作品だが、とてつもない傑作。
若富と天本英世演ずるモダンな殺し屋の対決や、渡瀬恒彦のトラブルメイカーっぷりなど、見所は…

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一

一の感想・評価

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死神のように現れる仕事人・天本英世に呆気にとられる。『総長賭博』に比べて全体的にウェットで眠くなったが、ラスト内田朝雄を追い詰めるカメラやシュールな幕切れには目が覚めた。

山下耕作の情緒あふれる演出が冴え渡りまくりでした。対立するチンピラと鶴田浩二の所属する組の本家がタッグを組み、鶴田浩二を追い詰めます。愛を通せば仁義がたたない脆弱で美しいやくざ組織と、そのなかで二進…

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とも

ともの感想・評価

5.0

「俺の言うことが聞けないのか、言うことが聞けないのか、なら今ここで死んでくれ…」
遠藤辰雄の渡瀬恒彦への「帰ろ、帰ろ」で哀しさが増す
そして中村静香の手拭い…水島道太郎がいい、笑顔。そしてこれが最後…

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