テレビクルーがある村の葬式を映像に収めたいんだけど、なかなかおばあさんが死なないから撮れないよーっていう話。
キアロスタミの作品はかなり見たけど、これもやはり画面外で起きている現象も映画の一部にな…
主人公をはじめとして登場人物の背景や彼らの目的などが全く説明されることなく話が進む.声だけの人物も多く,誰が誰か分からない場面も.何かイベントが起こるわけでもなく,ただ日常が繰り返される.
途中何度…
画面の外を意識させるかのように主人公と対話する人々を敢えてか写さない場面が多々あり、挙げ句一緒に来たスタッフは最後まで画面には出さず。一日の経過を髭を剃る事で表し、電話の為に電波のある所まで移動→穴…
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面白かった
こんなにも昆虫の糞転がしが愛くるしく思える映画はなかなか珍しいw
それはさておき
なんか色々響いた
イランの田舎町
仙石原を凌ぐ程の
どこまでも続く陽の光を浴びた広大なスス…
死は最も残酷だ
こういう美しい世界が見られなくなる
神が私たちに授けてくれた素晴らしい世界がな
あの世も美しいのでは?
どうかな あの世から戻った者がいるか?
なぜ美しいとわかる?
私の人生の教科…
まず風景がとても綺麗。
乾燥した大地で決して豊かな土壌でないだろう。観ているだけでもノド渇きそうな砂埃。
日本のマンションとは対照的な建造物もとてもかわいい。
地面と床と、岩と壁と溶け込んでいて…
田舎のお葬式を撮るために都会から撮影クルーが訪れる。ところがお目当てのお婆さんがなかなか亡くならず、待機しながら、なりゆきで村の人々と関わることになるお話。
のんびりとした時間のなかで、人や家畜、…
テレビプロデューサーがクルド系の村の特殊な葬式を撮るために老婆の死を待つも…
葬式の撮影によってもたらされる村の風習の消費は、キアロスタミが村を撮影することによる消費と同様で、メタ構造になっている…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI