灰とダイヤモンドの作品情報・感想・評価

『灰とダイヤモンド』に投稿された感想・評価

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4.4

愛する者と語らう場面での逆さ吊りのキリスト像、死に重ねられる打ち上げ花火、はためく真っ白なシーツ、それに滲む血液、そしてゴミ溜めの上を這いずり回る最期。言わゆる(メッセージ性)云々に感動する映画も数…

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たつ
4.7

かっこいい。戦後ポーランド、ナチスが去ると親ソ連政党の支配下に。マチェクは書記長シチェーカの暗殺を目論むことに。

戦後まもなく、ポーランド人同士の対立、自由を望む抵抗。必死の抵抗もゴミの山に埋もれ…

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このレビューはネタバレを含みます

「君は知らぬ、燃え尽きた灰の底にダイヤモンドが潜むことを」
シーツが干してあると思い出す
ヤギ
4.0

アンジェイ・ワイダ「抵抗3部作」第3作。
第二次大戦直後のポーランドにて、共産党指導者を暗殺しようとする男の逡巡。戦火の焼け跡は灰のままか、ダイヤモンドになるのか。安堵と不安、高揚と冷静が入り混じる…

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思ってたよりもテク詰

イマジカBS録画。観てない?と思って始まったら見覚えあったんだけど途中から全く記憶になかった。バーの女性のシャツの襟の形がとても良い。欲しい。任務とはいえだんだん人柄が見えてきた標的のおじさま殺さな…

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このレビューはネタバレを含みます

愛と暴力、調和と破滅、ダイヤと灰。たった一夜の青春、あるいは失われた青春についての映画。

抵抗組織に属するテロリスト青年の経験する一夜限りのロマンス。刹那的な火花のように輝き弾けるマチェクの若さ、…

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