制作年度が71年だからなのか、とうとう、お竜さんは、公害問題で国家に喧嘩を売る。足尾鉱毒事件を下敷きにお竜さん大活躍。流石に同じような面々で手を替え品を替えするがさすがにマンネリ気味。でもラストのア…
>>続きを読む《署長さん》
〝本当ならこれ位になっている田圃の稲が枯れ始めたのはアレだよ。署長さん。あの色のついた製錬所の水だ。それから夜も昼も吐き出されるあの煙だよ。これじゃあ百姓は生きていかれねぇんですよ〟
…
シリーズ第7作。公害を扱った社会派色の出ている作品。明らかに足尾銅山の田中正造を意識したエピソードがあったり、悪玉の帝国軍人がいたり、鶴田浩二が見せ場なくあっさり死んだりと、変化球があれこれ投げられ…
>>続きを読む64年「喧嘩辰」ではキャピキャピした可愛らしい演技をしていた藤純子が、圧倒的なエレガンス、大人の女性の色気、渡世を渡り歩く任侠のカッコよさを持ってお竜を演じた緋牡丹博徒シリーズ第7弾。
軍用工場に…
2025-71
第七作目
シリーズ最高傑作だと思う
タイトルからじわじわとクレジットが流れるオープニングがまずかっこいい。
ラスト冨岡を斬ったあと、稲妻に照らされる表情の美しさ
日露戦争前、軍とそこ…
【ラストシーンのお竜の表情だけで観る価値あり!】
正義:結城菊太郎(鶴田浩二)、妻に先立たれ10歳の男の子を育てる正義のヤクザ!鉱毒で稲が育たず困窮する農民たちのために立ち上がる!
悪:鉱毒を垂…
シリーズ物の映画は基本1作目が1番面白い。ジャンル映画ともなれば、シリーズを追う毎にお約束も多くなり、ビックリする様な作品は生まれ辛い。それは演出面においても言える事だ。増してや、話の骨格を作る脚本…
>>続きを読む