パゾリーニ監督が描き出すギリシャ神話のメディア王女を残酷に且つ物悲しく映像化。
1969年の映画。
オペラ歌手のマリア・カラスが主演、王女メディアを演じる。
メディアの目力や表情の使い方に圧倒される…
■パゾリーニ監督はなぜ、ギリシャ悲劇王女「メディア」を映像化しようと思ったのか?■
パゾリーニ監督は、ギリシャ神話を数作品映像化している。
例えば『アポロンの地獄』。
同監督は、ギリシャ…
冒頭、唐突に始まるケンタウロスの神妙な説教シーン。ここは笑っていいシーンなのか…?「お前は私の子ではない。」ここから始まる男の子の家系図?の説明が難解で理解できずで焦ったが、特に理解できずで良し。ち…
>>続きを読む先日MOTで鑑賞した、サウンドウォークコレクティブ&パティ・スミスのドハマリしたインスタレーションの中で、王女メディアが出てきたのでチェック。民俗学的かつ古典SFのようなピエロ・トージの衣装と黒海周…
>>続きを読む愛と憎しみがいかに人を苦しめるかというテーマが大きな芯として存在するのだが、物語は土地にまつわる文化人類学的な視点を盛り込みつつ進展する。この語り口が、二人の立場を越えた愛憎劇に深みを添えていると言…
>>続きを読む初手からケンタウロスニキが「話の流れはみんな知ってると思うから、やりたい放題やるね!」とパゾリーニ監督を代弁するように固有名詞出しまくりのよう分からん前段を語り始める辺りで察したが、脚本は予備知識な…
>>続きを読むMEDEA (c) 1969 SND (Groupe M6). All Rights Reserved.