放射能によって変異した液体人間が人類を襲う50年代東宝SF作品。
監督は『ゴジラ』の本多猪四郎氏!
第五福竜丸事件を反映した事件から物語が始まるなどストーリーも『ゴジラ』に似ています。
ただ、今…
・美女と液体人間 (1958/6/24公開)
・The Blobマックイーンの絶対の危機
(米公開1958/9/12)(日本公開1965/1/25)
一見するとブロブのパクリっぽくもあるけどあち…
放射能に汚染された人間が液体化し、人を襲うという設定にはかなり無茶があるが、核実験に対して警鐘を鳴らすという意味ではかなりメッセージ性の強い作品であるとも思った。
明らかに第五福竜丸を思わせる漁船…
船上や水路に佇む液体人間を捉えたロングショット、溶かされる際に人間側の抗いが一切効力を発揮しないことへの恐怖。刑事が殴りかかった次のカットの不気味さは凄い。既に人間とは思えない顔色と姿勢に変化して…
>>続きを読む液体人間はゴジラが体現する水爆の脅威といった要素を人型に落とし込んだような存在。触れると伝染して液体人間になるというのはゾンビみたいな趣がある。
何の捻りもない悪党をやってる佐藤允が珍しい。
後々変…