アルファヴィルに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『アルファヴィル』に投稿された感想・評価

Sohey
3.5
ゴダールが描く近未来は小細工なしの冒険的でアイロニックで芸術的かつ批評性に富んでいてかっこいい。

ジャック・タチ『プレイタイム』の計算し尽くされたセットとは異なる、SF対比を感じながら観た。
この映画に感動したら論理的じゃないから殺される

ゴダールだから観た

ちょこちょこと観ていってるゴダール。SFと絡むと普通に捉えられる錯覚するけど全然普通じゃない
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ゴダールによるSF
物語は詩の連続でありゴダール作品といえる。

諜報員であるレミー・コーションが主人公。
レミーと人工知能アルファ60の戦い。
アルファ60が人間らしさや愛を非論理的として否定し、…

>>続きを読む
ぺい
3.9

このレビューはネタバレを含みます

自殺も適応もできない人間はどうなる?
そう言う連中は処刑される

1を知っていれば2を知っていると思い込む
1+1は2だからだ、我々は忘れているまずプラスの意味を知らねばならぬと言うことを
それは過…

>>続きを読む

8月のJLG①

α60が自問する場所の中央統合ステーションでは「第7回路が機能を放棄」している。
きっとこれは第7芸術の映画が近未来では存在していないことを意味しているのだろう。

アンドロ…

>>続きを読む
otosaw
3.6

ゴダール⑦。不条理に不条理で抗うような重苦いはぐらかしがたっぷり。社会や映画への批評が詩的にこれでもかと投げかけられる、不穏で挑戦的なゴダール臭が強めで可愛げは控えめ、そのせいかウトウトしてしまい巻…

>>続きを読む

元気です。ありがとう。どういたしまして。

論理で感情が奪われた世界、アルファヴィル。時ともに情緒を表す言葉が消えていく。
愛を、取り戻せ。

リドリー・スコットの"ブレード・ランナー"やスタンリー…

>>続きを読む

遠い未来の銀河系星雲都市、アルファヴィルを舞台とする、ジャン=リュック・ゴダール監督のSF作品。

まず、未来都市が舞台であるにもかかわらず、撮影地が1960年代のパリであり、しかも特別な映像加工を…

>>続きを読む

面白かった。涙を流すと死刑という、感情を制限されているディストピアな未来都市が舞台。CGや未来っぽい小道具とかは一切登場せずにSFをやっている。

ゴダールは『気狂いピエロ』を最初に見てハマらなくて…

>>続きを読む
oto3x3
3.5

撮り方で、現実とは異質な未来社会を描く、と云う姿勢は、『ウルトラセブン』の「第四惑星の悪夢」を思わせる。と云うか、実相寺監督は明らかに、この映画からインスパイアを受けている。
話としては、中盤、もた…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事