沢田研二は演技が自由でいい。
自分が観てきた中では、この時代の作品としては一番好きかもしれない。
沢田研二演じる原爆をつくる化学教師の子供っぽさの演出がずっと面白く、ただ明るいだけじゃない虚…
開始から1時間半を超えてやっと面白くなりそうと思ったら、急に菅原文太がミッションインポッシブルを始めるオバカ映画でした。
かと思いきや、死体がプールに浮かぶシーンでは、残酷かつ凄婉な印象を与える画…
主人公には、犯罪の動機、声明、要求がありません。ゾンビのように日常をただ生きているだけで、自分は何者でもなく、やりたいこともなく、戦う相手もいない。世の中や社会と分断されているのです。
だから、闘う…
良かった点
主人公のキャラクター
攻めた題材、演出
原爆をもつことで自分が9番になると言う考え方。そこからの展開
沢田さんの飄々とした演技
菅原さんの堂々たる存在感
実験シーン
悪かった点
さすが…
これぞ映画って映画!
「中学化学教師が政府のプルトニウムを盗んで原爆を作る」これだけで絶対おもろいのに、この作品はもっと深い。
監督と主人公の「世の中の縛りや常識、タブーに反して、作りたいから作…
原爆作って暴れ回る、中学校の理科の先生の話。
ほとんどルーティンワークになった日々の授業と、それぞれの道へと巣立っていく生徒たちをただ見送るしかない教師という存在の不安と、ネコしかいない独身生活…
(C)1979 東宝/フィルムリンク・インターナショナル