「激怒(原題:Fury)」(1936年)は、フリッツ・ラングのアメリカ監督デビュー作であり、彼のキャリアにおける重要な転換点を示している。無実の男が、群衆心理とリンチの恐怖に巻き込まれていくサスペン…
>>続きを読むフリッツ・ラングの渡米第1作だそうです。コレ観た晩に言われなき殺人で逃げ惑う夢にうなされた⁈ 婚約者との待ち合わせに車で向かったS.トレイシーがたまたま通りかかった検問で誘拐犯容疑者と疑われ留置され…
>>続きを読む裁判映画。男女の恋愛話からここまで飛躍出来るのが凄い。市民達の正義感の暴走から招いた冤罪を主人公自ら復讐という形で達成していくストーリー。
噂が一人歩きして拡大していって事実と乖離していく、情報を歪…
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フリッツラングの激怒する男と民
1936年作品
脚本(ほか1人)、監督フリッツラング
10in1のコズミック出版ガチャガチャ名作を見てみようシリーズ。今回は何回か挫折していた「激怒」を見…
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凄まじいテンポ感と強度。
スクラムに遭う主人公へのシンパシーを自然に生み、集団で自らを過信、錯覚する愚かな市民たちを解像度高く見せる巧みさ。
この対比もまた一本軸としてあり、それがブレないように作…
まじ激怒してた!集団になったら何やってもバレないと思っちゃう心理怖い。暴徒化してるときの民衆の鬼のような顔が恐ろしい。
とことん主人公を追い詰め、同情を誘っといてやっぱり良心を大切にする主人公を見せ…
フリッツ・ラングのアメリカ映画第1作。製作はマンキウィッツ。結婚資金が貯まり、恋人シドニーのもとへ車を走らせるトレーシー。途中、誘拐犯と同じ車だとして、逮捕される。町の人々は暴徒と化し、拘置所に放火…
>>続きを読む「牛泥棒」から私刑もの繋がりで気になっていた「激怒」を見た。ラングがアメリカに来て初めて撮った作品でナチスの台頭が背後にあったと思う。その為か、強いメッセージ性を持った映画で、特に今の世界情勢を見る…
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