人間が怖いと思い知らされる、1人の男の自慢話が女の噂話で広まり、新聞報道に踊らされ、煽動者が現れ、群集心理から暴動へ拡大していく。
真偽とは別に町全体が狂気の塊になっていく、法廷の場で宣誓をしてい…
めちゃくちゃ面白かった。
これもMのように大衆の心理を描いているが、結末はリリオムのように愛を見つけた。
フリッツラングのノリを少し理解できてきたかもしれない。
憎しみに飲まれずに相手を赦すこと、…
フリッツラングの「M」、デビッドリンチの「エレファントマン」、ブレッソンの「ジャンヌダルク裁判」みたく群衆の恐ろしさを描いた作品だがここまで極端にしたものはない
最後は少しメロドラマっぽく終わって…
この牧歌的な雰囲気でいて凄まじい展開になるので度肝抜かされる。シルヴィア・シドニーの顔、暴徒の顔、顔、顔!のとこヤバすぎ。法廷シーンは色んな意味で緩さを感じるが、何でもあり、では無いからこそ(当時の…
>>続きを読む冤罪と復讐と愛の映画。
伏線も散りばめられていて、主人公の感情の起伏の激しさとともに最後まで楽しめる作品。
なかなか途中まではどうなることかと先の展開も読めず面白かった(これは古い映画を見慣れていな…