まず警察の口が軽すぎる。誰にでもありそうな特徴、紙幣がどこからきたかも調べない、それだけで犯人と決めつけるなんて最悪。女もやかましい。女は自分がみんなが知らないことは知ってるのよ、ということを自慢し…
>>続きを読む人間が怖いと思い知らされる、1人の男の自慢話が女の噂話で広まり、新聞報道に踊らされ、煽動者が現れ、群集心理から暴動へ拡大していく。
真偽とは別に町全体が狂気の塊になっていく、法廷の場で宣誓をしてい…
めちゃくちゃ面白かった。
これもMのように大衆の心理を描いているが、結末はリリオムのように愛を見つけた。
フリッツラングのノリを少し理解できてきたかもしれない。
憎しみに飲まれずに相手を赦すこと、…
フリッツラングの「M」、デビッドリンチの「エレファントマン」、ブレッソンの「ジャンヌダルク裁判」みたく群衆の恐ろしさを描いた作品だがここまで極端にしたものはない
最後は少しメロドラマっぽく終わって…