私が敬愛する小説家・三島由紀夫が「歴史上で描かれなかったことが物語の発想の起点となりうる」ということを言っていたが、本作はまさにその代表だろう。武田の栄枯盛衰は状況証拠からして事実と言うにふさわしい…
>>続きを読む長い。
『乱』は画作りを頑張っていたが、こちらは金に物を言わしたようなものだった。
特に終盤の大量の死体を映すシーンはくどいにも程があった(今回観た3時間のバージョンは監督の意図通りのものではなかっ…
黒澤の時代劇はやっぱり娯楽性の高い白黒時代のものが好きだ。本作は初めて観たが、娯楽性などもはや皆無だし、笑えるシーンとかも無いし、ひたすら堅苦しい時代劇だなぁという感じだった。まあこういうのが好きな…
>>続きを読む信玄が亡くなり盗人が影武者になるまでの1時間は面白かった。中盤からは正直退屈だった。大がかりな合戦は迫力があり光の加減、砂ぼこりを利用して迫力満点。色合いもきれい。大変なお金がかかっているんだろうな…
>>続きを読むこれは…紛うことなきホラー映画ですね。
すごい。
武田信玄が負傷し、死亡、それから亡霊となり、成仏するまでの物語。だと感じました。
影武者が急に武田信玄の影武者を買って出るところに違和感を覚えま…
2021-55
用心棒、椿三十郎に続き黒澤映画三作目
3時間あるけど長さは感じさせないのはさすが
信玄の死去を隠すための影武者(信玄の幻影)が武田家を支えていたが、影が消えるや武田家はもろくも崩れ…