【2008年キネマ旬報外国映画ベストテン 第10位】
『エルミタージュ幻想』などのロシアの巨匠ソクーロフによる作品。カンヌ映画祭コンペに出品され高い評価を得た。駐屯地へ訪ねる老婆を演じたのは世界的ソ…
ソクローフ監督作の中ではだいぶシンプル。というか普通の映画らしくある。些細な交流の温かさ。謎すぎる戦地の駐屯地見学。列車を降りたり戦車に乗るのに、えっちらおっちら。差し入れピロシキ配ったり、買い出し…
>>続きを読む精神の声、を一歩進めたドラマ版みたいな感じ。
叶うものなら、私も戦地に行って息子に会いたかった、そんな遺族の声が、背景にあるのかと思う。
こんどはチェチェン。
バアさんin駐屯地、のとんでもな…
ババアが孫を訪ねて駐屯地に訪れただ放浪するだけの映画ではあるが夢現のような画面の中で兵器という圧倒的現実感の塊をババアが握るシーンや放浪するババアを見つめる兵士達の眼差しやババアと兵士達の問答や女同…
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