チェチェンへ アレクサンドラの旅に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「チェチェンへ アレクサンドラの旅」に投稿された感想・評価

親世代の愛を感じる良い映画。ソクーロフの作品だが今作はかなり内容の理解はしやすい。
Gierck

Gierckの感想・評価

4.8

アレクサンドル・ソクーロフ監督、アレクサンドル・ブーロフ撮影。
久々に「日陽はしづかに発酵し…」を思い起させる赤茶けた色合いのフィルムが砂漠に囲まれた乾燥地帯であるチェチェンと合っており、「エルミタ…

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さっ

さっの感想・評価

4.5
地球の光景とは思えないチェチェンの夜

勿論終始不穏なのだがソクーロフが孫と祖母の、年老いた女たちのこんなに柔らかな抱擁を撮ってるということにじーんとくる

何も気にせず興味の向くままにずんずん行ってしまうおばぁとその周りにすかさず集まって何だかんだ色々手伝ってあげる兵士たちの関係がよい。出歩くなと言ってるのに意にも介さず深夜にうろつきまわったあげく座っ…

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ぴよ

ぴよの感想・評価

5.0
(35mm)
ストーリーは言葉によって語られず、映し出されるものにすべてが表現されている。
hardeight

hardeightの感想・評価

4.2

 蒸せるような暑さが乾いて赤みを帯びた画面に充満し、場違いな駐屯地という戦場にストレンジャーのように舞い降りたアレクサンドラの両足のクローズアップは彼女が辿る重く緩慢な足取りへと継承される。
 舞い…

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芸術よりジャーナリズムが先行した作品
お婆さんの目線が映す軍人キャンプの日常
チェチェン人との穏やかな交流とは裏腹に崩れたアパートや鋭い視線に
戦争の厳しさや見えない壁を感じました
年の差から生まれ…

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オープニングからスクーロフ全開
大地を走る列車の音とアリア
チェチェンのロシア軍駐屯地の若者
流血と破壊そのものは描かれない
カフカスのバザール
破壊された建物に暮らす人々
従属されること。その意味…

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中庭

中庭の感想・評価

4.3

冒頭から劇中、交通機関を苦労して乗降りし駐屯地の孫へ会いに行くガリーナ・ヴィシネフスカヤの足元が何度かクロースアップされる。
戦車の駆動音や物々しい兵士の足音などに環境音が支配され空間が張り詰めるな…

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tko

tkoの感想・評価

4.1
Rec.
❶19.02.23,ユーロスペース(35mm)/ソクーロフ特集
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