アレクサンドル・ソクーロフ監督、アレクサンドル・ブーロフ撮影。
久々に「日陽はしづかに発酵し…」を思い起させる赤茶けた色合いのフィルムが砂漠に囲まれた乾燥地帯であるチェチェンと合っており、「エルミタ…
何も気にせず興味の向くままにずんずん行ってしまうおばぁとその周りにすかさず集まって何だかんだ色々手伝ってあげる兵士たちの関係がよい。出歩くなと言ってるのに意にも介さず深夜にうろつきまわったあげく座っ…
>>続きを読む 蒸せるような暑さが乾いて赤みを帯びた画面に充満し、場違いな駐屯地という戦場にストレンジャーのように舞い降りたアレクサンドラの両足のクローズアップは彼女が辿る重く緩慢な足取りへと継承される。
舞い…
芸術よりジャーナリズムが先行した作品
お婆さんの目線が映す軍人キャンプの日常
チェチェン人との穏やかな交流とは裏腹に崩れたアパートや鋭い視線に
戦争の厳しさや見えない壁を感じました
年の差から生まれ…
オープニングからスクーロフ全開
大地を走る列車の音とアリア
チェチェンのロシア軍駐屯地の若者
流血と破壊そのものは描かれない
カフカスのバザール
破壊された建物に暮らす人々
従属されること。その意味…