チェチェンへ アレクサンドラの旅に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「チェチェンへ アレクサンドラの旅」に投稿された感想・評価

LG

LGの感想・評価

4.0

ババアが孫を訪ねて駐屯地に訪れただ放浪するだけの映画ではあるが夢現のような画面の中で兵器という圧倒的現実感の塊をババアが握るシーンや放浪するババアを見つめる兵士達の眼差しやババアと兵士達の問答や女同…

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ぬっこ

ぬっこの感想・評価

4.0

画面がとても美しく息遣いをしている。
しかしどうしても祖母のキャラクターというのか人間描写が好きになれずに入り込めない。話す時のセリフは、心に響く言葉だった。
座るというのにはなんの意味があったのだ…

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戦車の群れの中を歩くおばあちゃんという画だけで、反戦映画として成功しているといえるような作品。第二次チェチェン紛争中、ロシアから職業軍人の孫デニスのいるチェチェンのロシア駐屯地に旅をするアレクサンド…

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ぼ

ぼの感想・評価

4.0

プライベート・ライアン的な戦地で人を探す話と思い込んでいたが、すぐに会えるし駐屯地から出て現地の市場に出かけたり地元の人と触れ合ったりできる。ボソボソ喋っている内容はあまり字幕に翻訳されず何を言って…

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アレクサンドル・ソクーロフ監督作品。
アレクサンドラは、孫がいるチェチェンのロシア軍駐屯地へ訪れるが・・・という話。

実際の戦地で撮影した作品とのこと。画面は終始土臭い色味。軍人の顔つきや武器、戦…

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Omizu

Omizuの感想・評価

4.0

【2008年キネマ旬報外国映画ベストテン 第10位】
『エルミタージュ幻想』などのロシアの巨匠ソクーロフによる作品。カンヌ映画祭コンペに出品され高い評価を得た。駐屯地へ訪ねる老婆を演じたのは世界的ソ…

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おばぁちゃんが戦車に乗って会いに来る話。
記憶にないけどなかなか良かった。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.8

「チェチェンへ アレクサンドラの旅」

冒頭、内戦が続くチェチェン共和国。ロシアからの独立を求め、戦う日々。老女が孫の士官に会いに駐屯地へと向かう、露店での商売、女性との交流、兵士たちとの会話、差入…

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「ソクーロフを発見する」

シネ・ヌーヴォでやってる特集。

ロシアには個性的な監督がたくさんいますね。
この作品のアレクサンドル・ソクーロフという監督もその一人と思いますが、「太陽」しか観てない。…

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nagashing

nagashingの感想・評価

3.5

美しい黄金色の風景を成す砂塵の荒涼、最前線の駐屯地を鈍重に徘徊する老婆の身体性、情緒のうちに表面化される民族・あるいは世代的な軋轢……などの異物感をつうじて、戦争への違和を表明することには成功してい…

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