このレビューはネタバレを含みます
舞台のような不思議なセットで繰り広げられる人間模様。最初は違和感があるけど徐々に引き込まれていく。人間の汚さ、集団の恐ろしさが描かれていく。途中は鬱々するけどラストは意外にもスッとする。一人もいい人…
>>続きを読む見始めから、オール舞台セットみたいな形で映画が続く事に途中まで違和感がかなり有り、観るのやめようかな〜?って思うが中盤、辺りから、この映画の魅せ方なんだと気付く。
3時間近く有る本作品、3日ぐらいに…
薄汚れていて殺風景な村のイマージュが鮮明に脳裏に焼き付く。あんな想像的な世界を3時間もみせられた後、エンドロールにおけるリアルの応酬で本質的に殺される。あのエンディングがいかに生々しいことか。またも…
>>続きを読む感じるのは「神の不在」。許しの限界を客観的に問う。
ラストがあまりにスカッとするので、これを鬱映画と呼ぶには少し浅はかな気がする。ただ、途中の許せない道徳的不義とラストの爽快さで、観る人全てにキリ…
三部作の一作目。
「ドッグヴィル」とは町の名前です。
「犬の町」の意味を持つ、小さな鉱山町を台にした舞台映画です。
というか、これはもはや舞台や演劇そのもの。
暗い体育館のような場所の床に、白い…
このレビューはネタバレを含みます
日常的にドッグヴィルの人たちが持つ悪とマフィアの持つ悪の根本変わらなかったと気づいたグレースはドッグヴィルの人達を皆殺しにする。
他人のために見せかけて、常に自分の保身のために行動するドッグヴィル…