ドッグヴィルの作品情報・感想・評価・動画配信

ドッグヴィル2003年製作の映画)

Dogville

上映日:2004年02月21日

製作国:

上映時間:177分

3.8

みんなの反応

  • 白線のみの舞台セットが斬新で魅力的
  • 人間の弱さや同調圧力を描いた作品である
  • ニコール・キッドマンの演技が素晴らしい
  • 監督の映画には珍しくチャプター進行が素晴らしい
この情報はユーザーの感想を元に自動生成しています

『ドッグヴィル』に投稿された感想・評価

NiKi
3.7

セット無し、床にチョークで線を引いてるだけの舞台で役者の演技のみで3時間の内容の映画を上手くまとめてて感心した。

ストーリーは、とあるギャングの娘が親が嫌で逃げた先に辿り着いたドッグヴィル。彼女は…

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2003年公開
監督 : ラース・フォン・トリアー
===
ある廃坑の町に、謎の女が逃亡してきてから起こる、人間の愚かさのお話。

人にやさしくするとか、寛大であることの、傲慢さについて描いた物語。…

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4.2
こんな簡潔なセットだけで、こんな邪悪な人間の性を描き出せるなんて。監督もスゴいけど、演者たちの表現力も合わさってはじめて為せるもの。

線だけで町を描く舞台装置が象徴的な『ドッグヴィル』。逃亡者グレースは町で虐げられ、最後には徹底的な復讐を遂げ町を支配します。簡素な舞台が心理と人間性の本質を際立たせ、善悪や正義について考えさせられる…

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4.2

簡略化された記号的なセットと区切りの中で物語が展開される実験的な演出が閉塞空間での息苦しさを際立てる箱庭として機能していて、めちゃくちゃ面白かった!!

排他的コミュニティの意地悪な人間たちの
描き…

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人を信用するのこと、人に何かを期待する事は傲慢と言われた。そして人が持っている善意は権力の下に成り立つもので、本能に埋め込まれている訳ではない。

彼女が下した最後の決断は理想を手放した瞬間でもあっ…

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4.0

善意があんなにもエスカレートするなんて
人の汚いところを煮詰めたものが、
徐々に、巧みに見せてくれた映画だった

グレースの許すという美徳が理解できないのヘイトが溜まってたからか、
9章の最後の決断…

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