警備員の男のモノローグとその日々の光景を描きクラクフ映画祭でグランプリを獲得したというキェシロフスキの短編ドキュメンタリー。
警備員に与えられた荷物検査や没収というささやかな権力の行使に喜びを感じる…
相手にバレないように意地悪をする
気に触る言葉を反復して、丁寧に返す
そんな皮肉をこんなにくっきり映画にしちゃうこと、それを「彼は純粋にあなたの映画に協力したかったんだよ」と批判できる社会の成熟度…
国の制度的なインセンティブによって、国の正とするルールを内在化した人を撮ったドキュメンタリー
子供がインコ解き放ったり犬が全く従わなかったり、権威がない場合に人を従わせる能力が全くない だからこそ権…
"ある夜警の視点から"ソ連支配下におけるポーランド全体主義を批判的に描いた作品。リアルに全体主義思想に染まりそれを正義と捉える人間を十数分映し出されるだけで圧倒的な違和感と苛立ちを覚える。当時の彼に…
>>続きを読む