【泥舟の日活、最後の輝き】
※三部まとめてのレビューです
60年代の日本映画界は高度経済成長期の恩恵を受けていないかのように入場者数が落ち込み斜陽産業へと転がりつつあった。1970年、日活は経営難…
長いけど日本人なら観るべき映画。関東軍の暴走を止められなかった当時の内閣と、現在の何も決められない政権が重なって見えた。
今大手マスメディア問題が話題だけど、人間の欲望の行く果てはどの時代も女と金と…
五味川純平原作/山本薩夫監督による三部作で日活製作による戦争大河超大作の第一作目。
当初は東京裁判までの四部作を予定していたが、制作費が膨らみ日活が経営悪化により日活ロマンポルノの”礎を築く”ことに…
いやー長かった。これがあと2作もあるのか…とはいえ、意外と飽きずに見られたのは当時の有名俳優が総出演といっても良いくらいの豪華出演者だからかな。
後半の戦場シーンも当時としては結構な迫力だと思う。
…
暴力に訴えるというのは人間のコミュニケーションの中でも最も稚拙なものだという。権力のある者が貧しい人間から搾取し、それに抵抗した者たちを暴力によって弾圧する。
そして自分の意に沿わない相手を暴力によ…
1970年のオールスターキャストの超大作作品。
今作ったら、100億じゃ済まないと思う。
当然CGがない時代で、戦争シーンや満州、東京の街頭シーン等、スケールがそれ一つで1作品できそうな感じ。
第…
とにかく出演者が豪華だが浅丘ルリ子はひときわ華がある 映像も馬とかもそうだけど戦闘シーンはぜんぶ実際に撮ってるんだろうとおもうとすごい 十代の中村勘三郎がもうすでにそのまま中村勘三郎という感じなの…
>>続きを読む©1970 日活株式会社